実はこれ、植物を栽培するための装置なのだ。
下のボックスには水が流れています。
これに種を植えます。
蒔いた種はチンゲンサイ、小松菜、ガーデンレタス。
スポンジに爪楊枝で種をつけ、水槽に仕込む。
そして2日後・・・
小さい芽が出てきました。
生まれたてでかわいいでしょ。
この装置のミソはここ。
天面には赤と青(紫外線)のLEDがびっしり並んでいます。
実は植物に必要な光源は赤色と青色だけなんです!
その技術は1980年代に論文が書かれていました。
1994年には香川大学がLEDによる植物栽培を成功させていますが、すでに15年も経ちます。
意外と古い技術なんです。
しかし、今ひとつ普及していないのは、デメリットとして、
1.LEDが高価なモノだった。
2.収穫できる野菜のりコストが高い。
逆にメリットは
1.無農薬で栽培できる。
2.天候に左右されない。
3.狭いスペースでも栽培できる(段積等)
等々あります。
食品のトレーサビリティーを気にする消費者が増える現在、国内食料自給率をあげるためにも、注目する技術だと思います。
そして種付けから一週間経った写真。
結構しっかり育ってます。
あと2週間もすれば食べられるかな。
見学希望の方はコメントかメールで