教壇に立つ者

材料化学の勉強に通っていると色々な先生から話が聞ける。


朝9時半から夕方6時過ぎまで丸一日の結構長い時間。
基本的に午前1時限、午後2時限で3名の先生から授業を受ける。
授業の進め方も各々で、プロジェクターのスライドに向かい独り言の様にしゃべりつづける先生の授業は睡魔との戦いだ。
そんな中、真逆の先生が居た。
高分子化学の専門家で工学博士、普段は大学生に教えている名誉教授、著書も沢山ある昭和ひとケタ?の先生だ。
教壇に立つと開口一番
寝ているヤツは起こします!」
授業を受けている生徒は、みどりかわ以外経営者ではなく、会社の金で勉強に来ているから、
会社の上司に電話して寝ていることを伝えます!」って。
今どきこんな先生がいたのか~ って正直、一瞬対抗意識をもったが、
でも、その先生は、
そのかわり私も一生懸命教えます、ここでの出会いが将来に繋がるからです
う~ん、良いこと言う。
肝心の授業だって居眠りするヒマもないくらい面白くてそして緊張感がある。
さすが、一流の講師だ。
授業の途中では生徒全員に自己紹介をさせ、ひとりひとりの業種や目的のメモを取っている。
最後には、
困ったことがあったらいつでも無償で力になります、もう顔見知りですから」と、先生自ら携帯番号を全員に伝えた。
そして生徒を代表して唯一の経営者である、みどりかわが名刺交換をさせてもらった。
経営者は大変でしょう、人の100倍は働いておられる、これからもがんばってください」と。


こういう厳しくてあたたかくて、でっかいい人と出会える事がどれだけ自信の身になるか。
次回の講演に活かして行きたいと多くを学んだ授業だった。
で、でも100倍はムリですが・・・
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