最近じわじわと注目を集めている森重センセの所へと見学に行ってきた。
森重センセと初めてあったのは、去年の型技術者会議にナッちゃんフィギアを持って行った時だったかな。
今年はミナロの納涼会にも来て頂いたので、一度はこちらからも伺わねばと思っていたのが実現した。
ツイッターで見る森重センセは普段、教え子の生徒さん達の行動に苦言を語る。
そんなんで、一体どんな生徒さん達が待っているのかと思ったら、全然普通。
きちんと礼儀正しく、むしろ良い子達ばかりだった。
きっと森重センセの躾が良いのだろう。
今回は、そんな生徒さん達が主体となって研究成果のプレゼンしてもらった。
この写真は、紙に描いた絵から輪郭を抽出しデータ化、それを基に卓上彫刻機を動かすCAMソフトを作った生徒さんに、その場で彫刻してもらったアクセサリー。
普段はZ一定の彫り込みだけらしいが、今回は段彫りに挑戦してもらった。
結構いいでしょ、これ。
有機的な画像から自動でZ軸に段を付けるなんてしたら、ビジネスとしても需要あるんじゃないかな。
森重研は五軸制御開発が主な研究なので、五軸加工の歳、最適な工具の傾きが得られるよう考えたC-spaceや、ダブルファントムと呼ばれる3Dスタイラスペンを2本使ったバーチャル彫刻インターフェースの話を聞けた。
これらの研究は将来の加工技術に繋がっていくだろう。
折角だから、これらの研究は切削加工機内にとどまらず、もっと大きな尺で使えないかと話もしてきた。
例えば山削るとかね。(笑)
その後の懇親会で森重センセが言っていた。
「私は偏屈者ですから」と。
でも生徒さんは良い感じで育っている。
まぁ、毎日顔を合わせていれば文句を言いたくなるのも判るけど、我々が部屋を出るときにセンセが生徒さんみんなに言った「今日はありがとう」という感謝の言葉は伝わっているとおもう。
それと森重センセは今年、厄年なそうなのでくれぐれも身体に気をつけてください。
みどりかわは厄年終わってから骨折しましたが。(笑)
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