またDr浜田の興味深い記事を頂いた。
今度はテレポーテーションの実験に成功、実用化のメドがついた と言うのだ。
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概要
SF映画でおなじみのテレポーテーション(瞬間移動)に実用化のメドがたってきた。
オーストラリア国立大学の研究チームが2004年5月「量子物理学における奇跡」といわれるレーザー光線を駆使したテレポーテーションに成功したと大々的に発表したのである。
量子レベルでの物質の特性を把握することで。別の場所に同じ特性の物質を三次元で再生するという理論がベースになっている。
今のところ瞬間移動の実験に成功したのは「物質に関する情報」の段階にとどまっているが、人間の瞬間移動について聞かれたオーストラリアのラム博士は「人間の身体は数百兆の原子で構成されている。これを逐一解析し、同じ特性のものを再構築するのは容易ではない。結論として、人の瞬間移動はまだまだ先」と答えている。
この言葉の裏を返せば、将来的には決して不可能ではないということ。
量子テレポーテーションがすごいのは、情報にせよ物質にせよ、出発地点と到着地点の空間を移動することなく、瞬時に到着地点に現れるということにある。電子、イオン、原子などの量子粒子がまったく同じ特性を持っていれば、それは本質的に同じものといえる。
IBMのチャールズ・ベネット研究員は「テレポーテーション装置はファックスのようなものになる。違いは二次元の文章だけではなく三次元の物体も転送できることだ。しかもほぼそっりくという代物ではなく完全に同じコピーができあがるのである。ただ、元の物体はスキャンする過程で壊してしまうことになるだろう」という。
いかがだろう。
今はまだ量子レベルの話だが将来人間サイズの瞬間移動が可能となったら、どれだけ生活が変わるのか想像するだけでも大変だ。
日常のことであれば、通勤通学の混雑、渋滞に巻き込まれなくてすむようになり、宇宙スケールの事であれば、130億光年先の宇宙の果てが見られるかもしれない。
確実にその時は近づいている。
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