ケミカルウッド壱番店

オンラインショップのケミカルウッド壱番店がもうすぐ一周年を迎える。


何度もケミカルウッドの説明はしたが、もう一度簡単に説明。
ケミカルウッドとは人工の木材の事。
従来、木型と言われているモノは、天然の木を使って作られていた。
しかし、天然の木は加工性に難がある。
昔から木型を作るための道具はカンナやノミといった手持ちの工具だった。
工業製品にも次第にデザインが重要になっていく中で、道具が手から機械に変わっていく。
数値制御で動く工作機械にとっては、天然の木特有の木目がとてもやっかいだった。
木目(もくめ)に逆らって加工すると、木が割れてしまう。(逆目という)
カンナ、ノミの加工であれば目で見て人が判断できるのだが、工作機械ではそれは出来ない。
指紋と同じように、木目も木によって違う、同一な木目は無い。
そこで、注目されてきたのがケミカルウッドだ。
ウレタンを主材料としたケミカルウッドは、きめ細かい発泡によって作られる。
木目も無い。大きさもある程度自由に作れる。
加工性も工作機械の使用はもちろん、カンナ、ノミの使用も問題ない。
切削性、着色性、耐溶剤性どれをとっても天然の木より使いやすい。
ミナロではこのケミカルウッドを使った木型や治具を製作している。
ケミカルウッドの定尺(元の大きさ)は、1500x500x50mmと大きいため、少しだけ使用したいといった場合には価格と置き場所を考えると手を出しずらかった。
個人のホビーユースではまず買える代物ではなかった。
ミナロではケミカルウッドを大量に使用するためどこよりも安く仕入れられる。
そこで、その事を活かし、ケミカルウッドのカット売りを始めた。
オンラインショップ、ケミカルウッド壱番店が一周年を迎える。
その間ユーザーはどんどん増えている。
そして今月からオンラインショップ専属の社員、すぎもと@ミナロががんばっているので皆さんの温かい応援がもらえれば幸いです。
ケミカルウッド壱番店、一周年キャンペーン中
キャンペーン初日から調子良いぞ。