自民党懇談会3回目

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3月7日は3回目となる「自民党メルマガ・ブログ作者との懇談会」に出席してきた。


今回からはテーマを絞った懇談会となり、その議題は「新憲法草案」だった。
メルマガ・ブログ作者は26名。
自由民主党からは
 舛添要一氏  新憲法起草委員会事務局次長(広報本部マルチメディア局長)
 木村義雄氏  広報本部長
 世耕弘成氏  広報本部副本部長           
 萩生田光一氏 広報本部マルチメディア局次長
の4名。
舛添要一氏から新憲法草案について説明があった。
なかでも第九条の変更が本丸だ。
海外では自衛隊が、守るべき人を守ることが出来ない。
人として正しい行動をしたとして、国際的には問題が無くても、国内では処罰されてしまう。
今回の出席者である、軍事評論家=佐藤守のブログ日記さんに書かれている、

1、 出先で日本人が危険に陥ったとき、それを助けられないというのは軍隊としては最大の恥だから、隊員は必ず行動を起こすだろう。以前捜索に武器を携帯させた指揮官が処罰された事があったが、それでは隊員のやる気は減退する。少なくとも現場の隊員が邦人救護のために、「法律を破らねばならないような状態」を放置してはならない。それは政治家の怠慢である。

この矛盾をなくすための憲法改正を目指している。
しかし世間では、どれだけまっとうな意見であろうが必ず反対派がいる。
政党間でも同じコト、自公連立で2/3の賛成票が取れる衆議院は良いが、参議院では民主党の賛成も必要となる。
本丸の第九条を正すために、他の条項で反対派を作っては意味が無くなる。
そこで今回の草案は、前文を含め出来るだけ反対意見が出ない最大公約数的な書き方だという。
舛添要一氏の話を聞いていてその苦労がよくわかった。
今回は「新憲法草案」というテーマに絞っただけあって今まで以上に中身の濃い懇談会となった。
参加者からの質問は前文や条項の書き方、表現の仕方に集中していたため、みどりかわが手を挙げることは控えたが、この草案が議会を通って国民審査になったとき、果たしてどれだけの人が正確に理解しYes,Noの判断ができるだろうか。
また仮に憲法改正が達成できたとして我々国民の生活がどれほど変わるのだろうか。
国民が理解しやすい言葉で正直に話してくれる世耕氏や舛添氏のような政治家たちが増えてくれるのを期待するとともに、この場に呼ばれたメルマガ・ブログ作者達の一人として、TVや新聞以外で伝える責任も果たしていきたい。
次の懇談会は6月頃?