いよいよ明日から公開だが、実は先週、先行ロードショウを観てきた。
ネタバレにならぬようストーリーには触れずに、ちと辛口に感想を書いてみる。
パイレーツ・オブ・カリビアン 「デットマンズチェスト」は「呪われた海賊達」に続く2作目。
一作目の出来が良かったため、当然続編にも期待するが、「えぇ?そんなぁぁ」と、よくあるパターン。
仇キャラクターの見栄えはすばらしいが、そこまで怪物感を出さなくても・・・ といった感じ。
唯一、ビルターナー(ブーツストラップ・ビル)は人間ぽさが残っていた。
本物っぽさが無くなってしまい、キャプテン・ジャック・スパロウの登場シーンにも感動が無い。
CG、特殊メイク、巨大セットと、お金のかけ方は半端じゃないが、笑いと自己満足の映画となってしまっている。
ディズニー映画だといえばそれまでだが、海賊をテーマにした物語としては、なんでもアリすぎでは?
海賊の非情でかっこよさ、ジャック・スパロウの手際の良さがかすんでいる。
しかし3作目に繋がる伏線としては、十分役割を果たしているのであろう。
なじみの登場人物たちにも安心して観られる。
ラストでは、もうひとりのおかしらがぁぁああぁぁ・・・
2作目と同時に撮影された3作目は、来年5月の公開だ。
3作目には、アジアの海賊や、キース・リチャーズも出演する。
(ジャック・スパロウの動きはキース・リチャーズを形態模写したことは有名だ。)
ちょっとどころかだいぶ辛口になってしまったが、様々記録を打ち立てている作品だ、見ておいてソンはない。
DVDは間違いなく買うしね。(笑
今度は吹き替え版観に行く?