決算

いよいよ8月、関東も梅雨明けし夏本番だ。
毎年この時期が来ると、起業した時を思い出す。


ミナロは7月が決算。
第4期目の結果は、増収減益。
増収の理由は、期の前半に新規取引先から受けた大量の仕事と、従来の取引先からの仕事に厚みが出たことだ。
中でもケミカルウッドの売上が好調で、ミナロ全体の15%近くをしめる割合となった。
予期せぬ、コロコロからくり出場や、工場引越というイベントがあったにもかかわらず増収にできたことは、とてもうれしい誤算だ。
減益の理由は、人が増えたことと、土地建物購入に関した費用が出ていたったことである。
しかし、人も土地も建物も将来のためには必要なこと、投資としてみれば、いいお金の使い方だろう。
8月より第五期目となった今、今期の予測と展望を考えている。
ミナロも五年目となり、いつまでも新人面はできない。
しっかりとした基盤の上に立った、経営と技術力をみられる立場となっていく。
前期のうちに、有限会社から株式会社へと組織変更をし、社長以外にもミナロ株を持っていただいている。
ニュースによる景気は好調だが、中小零細企業にはイマイチ実感がない。
末端の我々も、これからじわじわ上がってくるかもしれないが、先行した設備投資や、雇用までには及ばないだろう。
ケミカルウッドの売上が順調に伸びている背景には、ライバルが居ない、ニーズに合わせた売り方が出来る、ネットで簡単に買える点だ。
今のところケミカルウッドは素材でしかないが、半加工までした材料としてもラインナップしてみたいのと同時に、知名度を上げる事で、前期の数割り増しの売上も達成できると感じている。
製造業が自ら売る方法と、自らアピールする方法。
これが景気や業界に左右されることなく経営をしていける。
今期もこの考えをベースに行動し、進化する。
ヌ、ヌマヅから刺客が来たとしてもだ w