偽装だ詐欺だ世間はさわいでおりますが・・・
きっと、さわがれている肉屋の社長は、創意工夫が大好きなのでしょう。
肉まんの皮を混ぜて白いからって牛の血を混ぜて色を付けるたぁ、小学生の粘土細工のよう。
肉でもないモノをいかにも肉に見せる、しかも食べても肉だと思わせる工夫はすばらしい。
それでいて安いと来たら、食糧難の時代であれば世間は大喜びだっただろう。
だが独裁で繁栄してきた頭脳には世の中の変化が反映されなかったのだろう。
やっていること自体、キュウリに蜂蜜かけてメロンになったと言っているようなモノだ。
しかしそれを本当に「メロン」とかいて売ったらどうなるか。
創意工夫で牛肉のようなモノが出来たとしても、「牛肉」と書いてはダメだ。
今は世間が許さない。
期限切れは別として、はじめから牛肉のようなモノ入りコロッケと名乗っていればなんの問題も無かったと思うと残念だ。
・・・のようなモノ。
似て非なるモノ、そっくりだけど違うモノ。
うまく使えばかなりの効果があるのではないだろうか。
イミテーションは偽物とわかっていて売れる。
なんちゃって商品も数多くある。
本物にはなりきれない哀愁を感じさえもする。
しかしその言葉の使い方には注意しなければならない事も。
例えば、「女のような人」と言われれば、対象は男だ。
女性に「女のような人ですね」と言ったら着けたばかりのネイルアートが台無しになろうが引っ掻かれる。
「泥棒はドアをバールのようなモノでこじ開けた」、と言えば犯人はバールじゃないモノを使った事になる。
事件現場の近くでバールを持ち歩いている人は決して犯人ではない。
「イヌのようなお父さん」と言えば、お父さんはイヌに似ていてかわいい顔ね、と言う意味だが、上戸彩のお父さんはイヌそのものだ。
ちょっと真剣に「・・・のようなモノ。」について考えてみようと思う。
なにかできたら報告します。
あなたは年金不払いのような人? こわっ