昨夜は町工場の経営者にとってちょっとしたお祭りだった。
それはテレビ東京のカンブリア宮殿に知り合いが大勢観覧に行った回の放送だったからだ。
期待通りオーディオンス席には見慣れた顔が多く座っている。
ジーズ編集長もochiさんもマツイ社長も・・・
実は先週放送の山梨日立建機 雨宮清社長の回でも、ミナロのさかべとたかはしがオーディオンス席で映っている。
その前のCoCo壱番屋の回ではみどりかわとエミーが、さらにその前のりそな銀行の回では、最近のカンブリア宮殿では珍しく観覧者の質問がカットされず、みどりかわの質問が放送された。(マツイさんごめんね)
このところカンブリア宮殿づくしのミナロ界隈だが、発端は好奇心旺盛なさかべが観覧しに行ったのがきっかけだ。
彼は今までに両手で足りないくらい観覧してるんでは。
カンブリア宮殿オーディエンス担当のA里さんとはつーかーらしいし。
さて、今回のゲスト (株)エーワン精密 梅原勝彦社長。 創業39年間の平均経常利益率は約40%、一度も赤字に陥ったことはないと言う創業者である。
だが、作っているモノはコレットチャック。従業員100名程度の普通の工場だ。
梅原社長の言う通り、オンリーワンではないし特別な技術でもない。
不況下でも利益を上げながら存続しているのは、当たり前のことをしているからだと。
経営としては普通ではあるがその中で特化しているのは納期。
ほとんどの製品を当日出荷で対応している。
時間にしろ、お金にしろ無駄がない。
この仕組みを作り上げるために試行錯誤して、自ら勉強して、従業員を教育して、アナログデジタルにこだわらず一番適した方法を採用しているのが、経常利益率40%に繋がっているんだと思った。
でもそれだって企業の効率を考えれば、やっぱり普通だ。
番組の中で梅原社長が大手企業に「ざまあみろ」と言っていたのだが、放送では詳細に触れられなかった。
どうしてもその前後が気になったので、Twitterで観覧者に聞いてみた。
すると、SNSにて返答をもらった。
○○があれだけ利益を出せていたのは中小企業のおかげ。
それなのに下請けに何も還元せん。
コストダウンの話しばかり。
1500億の赤字?
はっきり言ってざまぁみろってんだ。
ということらしい。
詳しくは、Kanatta!の中に書いてあるで見られる人は見て欲しい。
これを聞いたら中小町工場の人々はスカッとするに違いない。
大手に振り回されない町工場は、当たり前を普通にやっているだけだった。
エーワン精密殿を見本に国内の町工場を復活させたい。
ミナロも普通だと思ってるのよ、これでも