中小企業総合展2004に行って来た。
物づくりの声づくり応援し隊【隊長 】と、途中からは天使の微笑みさんが応援に駆けつけてくれた。大変感謝しています。
○人気ブログランキング。
東京ビックサイトの広い会場に無数の中小企業がブースを構えている、いくつかのブースに立ち寄り話を聞かせて頂いた。
その中に人材派遣を主体とし、最終製品までを作る会社があった。
主にCADオペレーターを自社で雇い教育し、スキルが付いた人材だけを派遣している。
起業7年目になるそうで、当初から一般的に使われている「人材派遣」と言う言葉のイメージを嫌い「アウトソーシング」と言う言葉を使ってクライアントと接しているそうだ。
このCADソフトは自動車業界では標準となっているCATIA V5と呼ばれるCADソフトだ。
最近の自動車業界の好景気ぶりにつられ、各メーカーこぞって新型の開発に着手している事により、このCATIA V5を操作できるオペレーターが不足している。
そこに目をつけた多くの人材派遣業者がCATIA V5のオペレーターを育ててクライアントに派遣している。
そのとき派遣会社が請求する時間あたりのチャージは、7~8千円が相場だ。
8時間勤務では ¥56,000~ になる。週休2日でひと月作業すれば ¥1,120,000- にもなる。
半分を給料にしたとしても会社には十分利益が残る、今時こんな美味しい話があるだろか?
ちなみに昨日改造内閣に入閣した山拓氏の日当は ¥38,000-(これでも多いと思うが)
ただ、この時間あたりのチャージがいつまで続くかは疑問だ。
多くの会社が目をつけている以上、供給が需要を上回るのは必至、今後利幅がどれだけ下がるかの予測と撤退ラインを決めておくのが良い。
だが世の中には例外もある、ジャンルとしては同じCADソフトたが少しだけ特殊なロジックを使う、ここ7,8年時間チャージが全く下がっていないCADソフトもある。
先日伺った大手自動車メーカーでは慢性的なオペレーター不足で、今後少なくとも3年は需要に追いつかないと言われている。
みどりかわがリストラされる前には、そのソフトのオペレーターをしていた。
今でも指は動く、「やっていただけるならすぐにでも仕事は出せる」と言ってくれた。
果たしてこれはビジネスチャンス到来なのか?
スポンサーになってくれるところを募集してみるか?
↓クリックして下さい励みになります。