今週の「ガイアの夜明け」はみどりかわにとって衝撃的だった。
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 ゴミは金なり ~世界が奪い合う日本の廃棄物~
内容は大きく分けて二つ、日本では家電ゴミだったモノがアフガニスタンをはじめ中近東、東アジア、中南米では商品として売られているという事。
それと日本では産業廃棄物だったモノが、資源ゴミとして中国で買われているしかも高騰しているという事だ。
ここ数年でミナロの周辺にも産廃業者が多く進出してきた。
家電ゴミや廃車が海外で再利用されている事実はよく知っていたが、産廃が資源として買われていたのにはショックを受けた。
日本では埋めることしかできない産業廃棄物が、中国人の手によって仕分けされ、クリーニングされ、溶かされて資源となる。
安い人件費だから出来る事ではある、が、同時に材料代も安いという事だ。
この安い材料と安い労働力で出来上がってくる品物に値段で勝てるワケがない。
現状日本の製造業者がゴミを捨てる場合のほとんどが、お金を払って持っていってもらう。
純度の高いアルミや銅、ステンレスはお金を頂けるときもあるが、少しでも混ざってしまったら産廃だ、捨てるのに有料となる。
モノづくりには必ずゴミが出る、それを捨てるのにはお金がかかる事だと、なかばあきらめていた。
だが、中国の買い付け業者は「もっと日本のゴミが欲しい!」と言っているではないか、ものすごく衝撃的な事だ。
もしミナロが所属する日本最大級の工業団地がひとつにまとまり産廃を管理出来たら、お金を払うどころか資源として売る事だって出来るだろうに・・・
ゴミ屋の経験がある中田市長はこの事実を知っているのか?
未だに分別しても意味のない事業所系のゴミ収集方法を棚に上げ、横浜G30プランを進めようとする行政には期待しても無駄なのだろうか。
機会があれば、最近倒産してしまった産廃業者が残していったゴミの山を、中国の買い付け業者に値踏みしてもらいたいと思う。
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