カラーレーザー LP-7000C を使っているのだが、トラブった。
CMで柴咲コウが「おけちゃう!」と言ってる機種だ。
カラーレーザーで両面印刷、省スペース型が気に入って去年の5月に買ったのだが、今年に入って両面印刷が出来なくなった。
裏面が斜めにずれてしまうのだ。
内部のローラーを掃除してもいっこうに改善されないので、メーカーへ電話してみたところ、「サポート部隊は別なのでそちらへ電話してください」とのこと。
早速そちらへ電話を書けると録音された声で「ナビダイアル 90秒10円かかります」と言ってきた、まぁ細かいことは気にせずオペレーターに替わったところで不具合の症状を伝えると「サービスマンを向かわせますので3万5千円+@のご請求は御社宛でもよろしいですか?」と言ってきた。
ちょっとまて。いきなり請求ってどういう事だ?
これは細かい事ではすまされないぞと話を聞くとこんな感じだった。
●保証期間が半年ついているが、2ヶ月前に切れている。
カラーレーザーの保証期間は通常半年だそうだ。半年って非常に短くないか?
それだけ故障が多いと言うことなのだろうか、この機も8ヶ月目でトラブル発生を考えるとちょうど良い保証期間ですこと。
●故障の原因を問わず出張した時点で請求する。
一方的すぎないか?
保証期間が過ぎればトラブルのすべてがこちらの責任なのか?
せめて「プリンターをこちらへ送ることはできますか?送料は負担して頂きますが、動作確認は無料でやります」とぐらいは言って欲しかった。
●部品の交換があれば別途請求。
血も涙もないのか。
半年で壊れる部品を作らせている下請けはさぞ儲かるだろう。
●保証期間が切れたら年3万円の保守に入ることをオススメする。
定価15万円程の機器に年3万円ですと。
ひと桁多いような気がしますが・・・
もちろんノートラブルでもお金は返ってきません、掛捨保険のようなモノですが、高すぎるだろう。
ちなみにミナロで使っている1000万円の設備の保守料は年10万円です、毎月のレポート付きで。
●両面印刷ユニットが原因だと電話でサポートは出来ない。
「高すぎるから自分で直したい、どの部分を確認するか教えて」と言っても、それは出来ませんて。
電話オペレーターとしての仕事しか出来ないか、メカニックは電話に出ない事にしているのかはわからない。
●こちらからは何も言えません、判断はお任せします。
●特別扱いはできません。
ユーザーの視点に立ってサポートする気は無いのですか?
今までそちら製品を何台も使ってきたのに?
誠意は無いのですね?
御社の言葉ととって良いのですね?
との問いに返ってきた言葉だ。
ガッカリだ~
柴咲コウも好きだし「おけちゃう!」も好きだった。買った当時は「おけちゃう!」が口癖になっていた、子供達にまた言ってる~と冷やかされたもんだ。
はじめて買ったデジカメもこのメーカー、プリンターだって片手では足りないほど買い換えている。
が、1ユーザーの気持ちなんて大手メーカーには伝わらない。
大手に勤める人だって、家に帰れば1ユーザーだ。
社長だろうがパートだろうが皆と同じように気に入って買った商品がちょっとしたトラブルで困ったとき、長くつき合いたいから質問をするだろう、車や家電、食品だって衣料だってそうだ。
自分の買った商品にこんな対応されたら残念だろう、今まで気に入っていた気持ちが一気にさめるどころか、気持ちは離れる。
1ユーザーとは自分の事でもある、その事はどこにいても忘れないでいて欲しい。
会社としての利益はお金だけではないはずだから。
もうここの製品はゴメンって感じ
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