製造業ブログの行き先

製造業でブログをやられている方は、まだまだ少ないが着実に増えている。


右帯のがんばる製造業へも20社弱のリンク先が登録できた。
今後、新規でブログをやられる製造業の方は益々増えるだろう。
反面、更新されずに放置されてしまうブログも少なからず出てくる。
そこで、折角始めたブログをいかに永く書き続けるかを考えてみたい。
ブログはどうしても日記的役割が大きいが、日記を付ける習慣がない人にとっては、いずれ飽きがくる。
コメントやトラックバックがもらえれば、その返事やトラックバック先の相手ブログを見てコメントしなくてはいけないという気になる事で、続くことも出来るだろう。
だが、やはりきっかけは頻繁に日記を更新していない限り、コメント、トラックバックをもらえることも無くなってしまう。
少しホームページの話をしてみる。
製造業でホームページを持っている方は多い。当然その数はブログ以上だ。
仕事に結びつけたホームページの場合、そのホームページがある理由は、自社の仕事を紹介するためだ。
ほとんどが、当社で扱っているモノや作れるモノ、自慢の技術や、製品を画像と文章でで紹介する作りになっている。
それらは日記では無いので毎日更新する必要はないが、頻度は少ないモノの全く更新がないわけでは無い。
また、製品や商品に対してお客さんからの感謝メールを頂いたりする事もあるだろう。
その紹介は「お客様からの感謝文」や「ユーザーの声」と言った形で、コンテンツを作っていると思う。
この部分をブログに受け持たせてみてはどうかと考えている。
1.自社の製品や技術の紹介をたまに更新する。
2.その紹介に対して、コメントやトラックバックで感想を頂く。

過去に作ったモノや今日作ったモノ、写真があればそれを徐々に更新して行けば良い。
コメントには、実際のユーザー以外からのコメントもつく。同業者からのアドバイスだったり、購入予備軍からの質問だったり。
それらひとつひとつコメントがその紹介した製品の完成度を上げてくれる。
ニーズをブログで吸い上げて、自社の技術としてさらに上を目指し、ニーズにマッチしたモノが出来れば、最終的には、ユーザー参加型のものづくりに繋がるのではないかと思う。
まだまだブログの使い方には迷うところが多いが、将来的な集客や創造を見つけて行くには、いまがんばっている製造業ブロガーが道筋を立てていかなければならない。
折角始めたブログを苦痛に思わず有効に使える方法は必ずあると思っている。
もちろん日記を書くのが苦手でなければ両方やってしまえ!(笑

参考 ユーザー参加型の製品開発の時代へ