少人数私募債とは中小企業が資金を調達する手段である。
前回、少人数私募債についてを書いてから一年近く経ってしまった。
その時点では来春、つまり今年の3月頃から少人数私募債(*注1)の公募を始めてみようと思っていたのだが、通常業務が多忙となり、後回しになっていた。
先日いいやまさんのブログに詳しく書かれているの見て、もう一度よく考えてみようと思った。
ミナロで考えている私募債の目的は、
1.利益の還元
2.大量購入によるコストの低減
3.宣伝効果
である。
私募債を買って頂いた方には5%程度の利子を付ける。
この利子は損金として扱われるため、税金を持って行かれるならミナロへ投資してくれた方へ還元した方が良いという判断だ。
現在ミナロではケミカルウッドの販売を行っている。
この素材を仕入れるためには現金が必要になる、一括で大量購入できれば一枚当たりの価格は当然安く仕入れることが出来る。
また、当初の目論見より利益が出た場合、約束の利率にプレミアをつけることを考えている。
以上の事を知って頂いた方がミナロへ投資してくれた場合、ケミカルウッド=ミナロという図式を覚えてもらえる。
その投資者がどこかでケミカルウッドや人工木材という言葉を聞いた時に、ミナロを宣伝してもらえるという事だ。
前期、ミナロにとってはおどろくほどの納税をしてしまった。
このお金が投資者へ還元されれば、みんな喜べるのに・・・とどれだけ思ったことか。
ケミカルウッドの売上も順調に伸びている。
公募額も一口十万円ほどのお小遣い程度から初めて見るつもりだ。
これだけ魅力がある少人数私募債をもう一度本格的に発行に向けて考えてみる。
ロックなコンサル、いいやまさんにまたまた感謝である
*注1、現在少人数私募債は株式会社でないと発行できませんが「社債」と言う言葉を使わなければ同様のことは出来るそうです。 Xミナロ社債 ○みどりかわ債
もっとも来年の5月以降は有限会社のあり方が変わるためその心配も無くなります。