倒産した会社(8)

倒産した会社の土地建物を買うことができそうだ。


可能性ありと聞いてから、速攻で次なる手を打った。
ミナロの設備が建物に収まるか。
改造が必要なところはどこか。
設備の配置はどうするか。
残材と木工機の処分をどうするか。
電気ガス水道の更新は。
壁に書かれた社名を消すためには。
ミナロの看板をどうするか。
引越に掛かる費用はいくらか。
今まで借りている場所をいつ返すか。
土地代と建物代の比率は。
近隣への説明は。
そして、金融機関からいくら借りるか、また金利はいくらで何年借りれるか・・・
全てのことを同時に考えて行動した。
片っ端から見積依頼。
金融機関にも相見積。
直接工事依頼出来ないころへは紹介してもらい現地へ来ていただいた。
倒産からひと月以内で殆どの目処が付いてきた。


「可能性ありと思ったら即行動」
これが身に付いてしまったようです。
3年半前に、なんの準備もなく1ヶ月で会社を起こせたのが、今も原動力になっているように感じています。
一人じゃできませんけどね。