5月の末に臨時講師をするための下見だ。
担当先生のほか、教頭先生、校長先生にも話をさせていただいた。
講師をやるきっかけは、ミナロの広報すぎもとが、神奈川県下の工業高校へケミカルウッドのリリースをかけた際、ミナロで講師をやりますと書いちゃったのがはじまり。
担当の先生がミナロへ来社されたときに教えてもらったのだが、実は工業高校の先生達は、他の工業高校の先生達と親密に繋がっているらしい。
- 先生A「ミナロってトコからFAX来た?」
- 先生B「うちも来たよ、なにごと?」
- 先生C「講師やりますって・・・」
- 先生D「じゃとりあえずうちでやってもらおう」
たぶんこんな感じだったのだろう・・・ 汗
そして先日その工業高校に下見へ行ってきた。
とても景色の良い場所に広い敷地、たくさんの教室の中には工作機械やドラフター、パソコン。
しかしとても古い設備だ、20~30年前の機械が並んでいる。
この配電盤なんて、アンティークな芸術品のようだ。
生徒達は先生ととても仲良く授業を進めているように見えた。
この学校にはデザイン科があり、そこの生徒は女性が9割だそうだ。(写真は撮れませんでした)
偏見もあるだろうがどうしても工業高校というと、イメージが悪かった。
生徒達本人もそう思っていることは否めない。
先生と話したときもそういわれていた。
そのせいもあるのか、モノづくり大国と言われた日本に工業高校が減っている事実は非常に残念だ。
指導する先生達にも工業系出身の先生達が減っているという。
しかし工業高校で学んだことは、いずれ製造業に進むのであれば非常に役に立つ。
手に職を持つためのベースとなるだろう。
みどりかわも使ったことが無い機械がたくさん置いてある。
出来るようなら、1年間でも授業を受けてみたいと正直おもった。
まだ10代半ばの生徒たちが、将来の道を決められるはずがない。(一部を除き)
今は与えられた環境で、様々な知識、技術を身に付けてくれればそれで良い。
いずれ社会に出て、自分の道を決めるときの糧になれば十分だ。
決して自ら限界を決めずに、コンプレックスを持つことなく、社会に出てほしい。
そのための助言や手伝いが必要であればミナロがやる。
そんな気持ちで今回の臨時講師を引き受けた。
リストラ負け組のみどりかわだって社長になれたんだから。
君たちに出来ないはずがない。
工業高校顔負けの高校出身です 汗