治具とは、モノづくりの効率化に欠かせない物だ。
特に大量生産する時にその威力を発揮する。
写真の治具は、ある作業をするために作られた治具。
(守秘義務のため詳細は書けないのだが・・・)
大量に作られた部品を、治具を使い製品にするための作業をする。
この治具がなければ、何千何万という部品を手で加工しなければならない。
その人件費や不良率を考えたら、治具製作費用なんて安い物だ。
治具開発にあたって、依頼主からは元となる形状と、最終の希望する形状を教えて貰う。
そのインプットからアウトプットまでの間が、ミナロが最も得意とするところだ。
組み立てる前に並べた部品達。
設計をして、部品をそろえ、組み立てる。
ほとんどの少年があこがれた一瞬だ。
アウトプットまでの使いやすさを考慮する以外にも、治具のカタチや色づかいも、制限がない限り設計者のセンスで仕上げる。
見栄えのする治具は、納入先の現場でも目をひく。
この治具も「大好評です」との声を頂いた。
一般の人が目にする機会はほとんど無い地味な存在ではあるが、モノづくりに欠かせない治具は製造業を支えている。
見た目から現場を楽しくすることも、これからの製造業には必要ではないだろうか。
治具のご用命はミナロまで